かっこよくて目立つ楽器トップ3!
叩けば音が鳴る打楽器は、「誰でも出来る」なんて目で見られてしまう事も多いもの。
叩けば音が出るからこそ、音に表情を付けたり、強弱をつけるのが難しいわけですが、経験者でない限りは理解してもらえませんよね。
吹奏楽経験者と楽器経験のない人が選ぶカッコイイ楽器トップ3を紹介します。
パーカッションの花形楽器といっても過言ではないドラムは、楽器経験のない人がカッコイと感じる打楽器第一位です。
ドラムに憧れて吹奏楽部に入ったという人も多いのではないでしょうか。
ドラムは、吹奏楽だけでなくバンドでも人気が高い楽器ですね。
「力強く叩いてる姿が男らしくて キュンとくる!」といった意見も多く、女性に最も人気がある楽器です。
ドラム=色々な形の太鼓とシンバルが組み合わされたものをイメージする人が多いと思いますが、正確には「ドラムセット」と呼びます。
ちなみに、ドラムセットの中の小太鼓は「スネア・ドラム」と呼ばれており、マーチでは大活躍!
マーチ曲では、ドラム演奏の見せ場が多く、ダダダダッという高速テンポを刻む姿に「カッコイイ!」と感じる他の楽器奏者も多いです。
吹奏楽部経験者や、パーカッションパートに属している人からカッコイイと評判なのがティンパニ。
見た目にも迫力があるので、とても目立ちます。
音楽経験のない人には馴染みのない楽器かもしれませんが、吹奏楽には欠かせない楽器です。
パーカッションパートはテンポを刻んだり、他の楽器の音を支える縁の下の力持ち的な役割が多いのですが、なんとティンパニはメロディのソロが与えられることも!
リズムを刻むだけではなく、音程もコントロールできるティンパニは、吹奏楽部の心臓的な重要ポジション。
指揮者がしっかりテンポをとっていても、ティンパニがずれると他の楽器もバラバラになってしまう事も多く、責任重大です。
吹奏楽経験者は、そんなティンパニのすごさを知っているからこそ「カッコイイ!」と感じているようです。
曲の大事な場面で一発シャーン!と鳴らすことの多いシンバル。
「シンバルの音一つで曲がまとまる!」
「シャーン!の音一つで、華やかさが増す」
という意見からわかるように、シンバルの存在感はかなりのもの。
管楽器や弦楽器がジワジワと音量を上げていき、小太鼓などの他のパーカッション楽器が加わって曲が盛り上がってきて、そこに華やかな金管楽器がクレッシェンド。
最後の一番いいところで思いっきり鳴らすシンバルは、最高の快感を味わえる打楽器です。
そのため、パーカッションパート内での楽器分担でも、争奪戦になることも多いのだとか。
オーケストラや吹奏楽はパーカッションあってこそ!
パーカッションの役割とは何でしょうか。
例えば、曲に大きく変化を与えることができます。
パーカッションのシンバルひとつで曲がまとまったり、場面の変化を感じたり、一気に華やかさが増したりしますよね。
また、他の楽器と一緒に演奏することで、その楽器をより際立たせるというサポートもします。
例えば、パーカッションのティンパニを低音のコントラバスなどと一緒に演奏すると、低音の重厚感が増すというような具合です。
パーカッションはオーケストラや吹奏楽にとって欠かせない存在だと言えますね。
