毎日の練習はどうやって行う?

練習台

 

 

スネアドラムを叩いた時のスティックのリバウンドの感覚を身に付けるためには、やはり本物のスネアドラムでの練習は欠かせません。

 

ただ、叩いて音を出すスネアドラムの音量はかなりのものなので、毎日の練習で本物を使うとなると場所に困ってしまいますよね。

 

毎日の自宅での基礎練習には、市販の練習用パッドや、手作り練習台が大活躍!

 

実際にドラムを叩いたときの感覚に近いもの、より静かなもの、予算を抑えたもの、用途に合わせて自分にピッタリの練習アイテムを探してみましょう!

 

 

 

本物のドラム感覚に近いものを選ぶ3つのポイント!

1,金属フレームがあるものを選ぶ

ドラムの周りについている金属のフレーム(リム)があると、叩いた位置が悪い時にフレームに当たってカンッと音が鳴ります。

 

リムがあると、ミスが分かりやすいので、叩き方に注意しながら練習することが可能です。

 

2.本物のドラムヘッドを使っているものを選ぶ

練習用パッドには、スティックで叩くヘッド部分の素材が色々と用意されています。より本物に近い演奏感を求めるなら、ドラムと同じ皮を使ったものがオススメ。

 

ただし、コンコンと音がするので、賃貸住宅の人は演奏する時間帯に要注意です。

 

3.パッドはやや柔らかいものを

パッドが硬すぎると、スティックの跳ね返りが強いので叩くのが楽。

 

しかし、練習という観点から言うと硬いものはおすすめできません。練習用パッドで硬いものに慣れてしまうと、本物のドラムを叩いたときに1つ1つの音にばらつきが出ます。

 

反対に柔らかいものは指先でのコントロール力がつく半面、本物のドラムとの感覚の違いが大きいのも難点。ちょっと柔らかめくらいがベストです!

 

 

賃貸でも安心!静かさを求めるならコレ!

賃貸でのリズム練習は、いかに音を抑えるかが鍵。

 

とにかく音を抑えたいという場合には、ヘッドがメッシュもしくはラバータイプの練習用パッドを購入しましょう。

 

メッシュタイプの方が静かですが、叩き心地を重視するならラバータイプ。

 

また、リムに当たるとカツーンと大きな音が鳴ってしまうので、リムなしのタイプがおすすめです。

 

どんなテーブルでも練習台に早変わり!?

練習パッドを買わずに、家にあるもので何とか練習したいという人におすすめの方法です。

 

100円均一やホームセンターなどに売っている「耐震パッド」を机の上に置いて練習用パッド代わりにします。

 

「耐震パッド」は、防災関連グッズのところに置いてあります。

 

ラバー状のものはそのままで使用可能ですが、最近ではゲル状の耐震パッドが増えてきています。

 

ゲル状の耐震パッドの場合には、表面に薄めのフェルトを置くことで跳ね方が良くなります。薄めのフェルトは100円均一や手芸センターで買うことができます。

 

耐震用に作られているものなので、叩いたときの衝撃や音が吸収されます。

 

そのため、音がうるさくて近所迷惑になってしまうという心配はほとんどありません。

 

そのため、深夜にリズム練習がしたいという時に便利な方法です。

 

しかし、衝撃が吸収されてしまうので、リバウンドを感じながら叩くドラムの感覚とは別ものだという事を理解したうえで練習に使用するようにしましょう。

 

 

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